maymay titiの作品
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水玉舎は水玉の文章とmaymay titiの絵で、
水玉の国のものがたりを描き出す出版社です。

水玉の国

水玉の国

水玉の国はすぐ近くの別次元にあるもう一つの世界です。その世界に水玉模様のように散りばめられた物語を扱っています。水玉の国には9つの街があり、その街にはそれぞれ、その街が生まれた物語やその街を舞台にしている物語があります。

一つの物語の中に他の物語が潜んでいたり、同じ人物が別のお話に出てきたり、街を渡ったり、同じ物語でも違う本になったりと、関係していく世界そのものを描き、完成した物語は本になります。

水玉(mizutama)

水玉(mizutama)

「mizutama」は物語を書きます。
水玉の国の物語の入った球体に夢を見て、そこから物語を取り出すのが仕事です。見えるものをなるべく細工しないように書いていくこと、見えないものが見えるまで待つこと。遠い星を見るように目印を見失わないことを心がけています。なぜなら、物語は本当にそこにあるからです。
ここではその場所を水玉の国と呼んでいますが、それは誰しもの近くにある「もう一つの世界」です。そこにふれるもの、それだけが心を一瞬でさらっていく、小さな奇跡だと思っています。

maymay titi(メイメイティティ)

maymay titi(メイメイティティ)

「maymay titi」は絵を描きます。名前は古代文明から来ています。それは絵を描くとき、真っ暗な世界の空にわずかに光る星を探すように描くからです。絵を描くというより、小さな希望を見出すことに近いかと思います。
「maymay titi」という名はその希望を間違わず見つけ出すおまじないです。「maymay titi」の名の下には、無理なこと不自然なこと、悲しくなるものを描かず、そっとその場所が明るくなるようなものを描くことができます。絵は物語を文章で書ききれない部分を助けています。

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