屋根裏ネコ

絵本「屋根裏ネコ」

著者:maymay titi(メイメイティティ)

発売日:2023.8.10

企画発行:株式会社KITORI

発売:水玉舎

サイズ:横150mm×縦150mm

ISBN:978-4-910695-05-1

本の紹介

その街には屋根裏ネコと呼ばれる、簡単に言えば、おばけたちが住み着いています。

その昔は普通のネコだったネコたちが死んでしまって、 ご主人様が心配だったり、心残りがあったりして、 壁や天井に住み着いているのです。この物語は、そんな屋根裏ネコのお話です。

屋根裏ネコになる前の猫、ミアの飼い主は、小説家を志す若いクリスでした。 長い年月が経ち、ミアが亡くなって屋根裏ネコとなった後も、 クリスは一人、ただただ純粋に小説を書き続けています。

クリスが最後の小説を書き、その部屋で安らかに亡くなった時も 屋根裏ネコは、ずっと壁や天井のどこかから彼を見守っていました。

いつしか長い年月が経ち、長い間空き家だったクリスの家に 夢を見て懸命に生きている女の子が越してきます。 するりと壁を抜けて入ってきた屋根裏ネコが見た 彼女が大切にしている一冊の本は・・。

屋根裏ネコ