冬の訪れとともに水玉絵本として 「ぼくはおくりもの」「草原のネコと天使」「ココとマール」「Tomatomako」 を刊行しました。
水玉絵本とは、もともと水玉の形をした物語の結晶から取り出した物語(原作)を絵本の形に起こしたものです。 (その原作が水玉舎のHPに書かれている#000の水玉物語です) 絵本になるとき、少しお話が変わったり、その世界が広がったりします。また驚くような壮大な話やまるで絵本にはそぐわないと思われるお話が、小さく手に取れる絵本に入るとき、背景は同じなのにいろんなことが変化するのが面白いです。
水玉絵本とは 開いたページのどこからでもその世界に入れること。 最初から物語を読めば、閉じると少しどこかを旅したような気持ちになること。 気が向いた時にページをひらけば、絵と文章が詩になって入ってくること。 小さな友達のように持ちあることもできて、 現実にほんの少し役立つ魔法があること。
どうぞひとり、そっと空を見上げるようなときや なにかわからないけど何かを探しているとき、 開いてみて下さい。 言葉で伝えきれないおくりものにも最適です。