演劇「ぼくはおくりもの」

絵本「ぼくはおくりもの」がクリスマス公演になります

水玉舎の絵本「ぼくはおくりもの」がRISURUホールで行われる、今年のクリスマス公演の原作に選ばれました。演出家の倉迫康史さんによって舞台に生まれ変わる絵本の世界。一人で絵本を読んでいる時とは少し違った世界が見えるはずです。

水玉舎の絵本はどのお話も、絵本を扉としてその向こうに、空想を広げればずっと遠くまで行けるようになっています。なぜ、そんなことができるかというと、簡単なこと、本当にその世界があるからです。

絵本の中から飛び出したくまがどんな風に歩き出すのか、楽しみです。

絵本と同じように、見上げた大きな木の下で空から舞い降りるひとひらの雪に、小さくて、大きな奇跡を手にすることができますように。

ぼくはおくりもの

 今回の演劇にするためには、絵本の文章だけでは足りないということで、一度閉じた扉をもう一度開けて見てみました。

すると、今まで見えそうで見えなかった登場人物や、彼らの話し声が聞こえてくるのです。

きっともっと深く目を凝らして、耳を澄ませて。あるいは森の奥まで足を踏み入れてみれば、もっと多くのお話を見ることができるはずです。

そしてその物語に入って戻ってきた時には少しだけ、こちらの世界の見え方も変わっています。

それが水玉舎の絵本シリーズです。

*小さな店舗では納品前や在庫がないこともあります